遠隔制御装置を使ったシステム構築例
日本初!救急災害無線システム
救急医療や災害時に対応する、県・市・消防等と連携をするための無線システムを開発しました。消防や行政と連携した無線システムはアメリカでは採用されていますが、病院が自営でこの規模の無線システムを運用するのは日本では初となります。
列車無線システム
列車無線システムは列車乗務員と運転指令所が運行にかかわる情報の連絡に使用し列車の安全運行に役立っています。当社列車無線システムには大きく3種類あり、お客様に合わせたシステムを構築できます。
Aタイプ/ 複信方式 |
指令局側と車両側が双方向で電話のように通話できます。 各基地局の音声位相を最も遠い基地局に揃えることで通話品質の劣化を抑えています。 |
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Bタイプ/ 半複信方式 |
指令局側は複信で、車両側は単信の無線機を使用します。 指令側は双方向で通話できるが、車両側は送信中に受信できません。 |
Cタイプ/ 単信方式 |
指令局側も車両側も送信中に受信できません。 |
システムの特徴
① 複数基地局の設置
最大16局の基地局を設置することが可能で鉄道会社様のこ要望に柔軟に対応できます。 基本は一斉送信であるが、個別に基地局を選局し送信することも可能です。
② 周波数同期機能
システムの標準同期信号で同期をとり、ビートを抑えることができます。
③ 電界強度判定
複数基地局で受信した場合、電界強度のレベルを比較し、一番強い電界強度の基地局からの音声を選択できます。
④ 音声遅延機能
音声遅延を最も遠い基地局に合わせることでエコー音や位相ずれによる音声歪みを抑えることが出来ます。
緊急地震速報装置
気象庁から震源地地震情報を受け本体設置場所(緯度経度)に何秒後に到達し、その震度を本体で計算、表示および音声でお知らせする装置です。
各メーカーとのインターフェース接続が、大日電子によって実現しました。(※1)
ディスパッチルームには消防用指令台が設置されており、大日電子製の救急災害無線装置と接続すると、民間医療ヘリ・ドクターカー・防災相互連絡無線・消防などの各無線通信が実現しています。大日電子では他社製品とインターフェース接続する製品の設計・製造が可能なのです。