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緊急地震速報受信機

緊急地震速報装置|正確に働く遠隔制御装置を作る株式会社大日電子

緊急地震速報装置|正確に働く遠隔制御装置を作る株式会社大日電子

集合住宅のインターホンと連動、エレベータ制御等も可能

本装置は、マンション等の集合住宅向けの「緊急地震速報受信機」です。
集合住宅インターホンシステム、館内放送設備、エレベータ制御装置、オートドア等の機器と連動し、緊急地震速報(予報)受信時のアナウンスや制御を同時に行います。

緊急地震速報が配信されると

  • ・気象庁より配信された緊急地震速報(予報)を本装置にて受信
  • ・設置場所での予測震度や強い揺れが到達するまでの予測時間を迅速に演算し、本体モニターの表示とスピーカー音声によりお知らせ
  • ・インターホンシステム等の接続機器を介して集合住宅の各住戸内および共用部内に緊急地震速報を放送
  • ・エレベータの自動停止やオートドアの解鍵等の制御を実行

【緊急地震速報(予報)について】

緊急地震速報(予報)とは、気象庁からの情報をもとに通信回線を通して緊急地震速報配信事業社が配信するサービスです。

全国各地に設置されている地震計等が地震波をキャッチすると、気象庁のコンピュータが震源や規模、予想される揺れの強さ(震度)等を自動計算し、緊急地震速報(予報)の発信条件に基づき速報を発信します。

地震波にはP波(初期微動)とS波(主要動)があり、P波のほうがS波より速く伝わる性質があります。強い揺れによる被害は主に後から伝わるS波によるものです。

先に伝わるP波が検知された段階で、地震波よりも速い光速で伝わる電気信号にて情報伝達することにより、強い揺れのS波が到達する前に緊急地震速報が各種の受信端末(本装置を含む)へ届く仕組みです。

※緊急地震速報システムの特性上、本装置による放送や制御が実際の地震到達に間に合わなかったり、予測数値に誤差が生じたり、また誤報を受信する場合がありますので、予めご了承ください。

主な機能:緊急地震速報受信機でできること

緊急地震速報受信・演算機能

気象庁より配信された緊急地震速報を受信します。
また、予め本装置に設定されている設置場所の緯度、経度、地盤増幅率を元に演算を行い、設置場所での予測震度と主要動(地震S波・強い揺れ)到達までの予測秒数を算出します。

緊急地震速報通報および制御機能

演算の結果、起動震度の設定値を超えていた場合、設置場所での予測震度と主要動到達までの予測秒数を本体の表示器で表示するとともに、本体のスピーカーからアナウンスを行います。
さらに、本装置に接続されているインターホンシステムや放送設備等の機器に音声信号の送信や制御を行うことで、集合住宅の住戸内および共用部内に緊急地震速報を放送、エレベータの自動停止制御、オートドアの解錠制御、オプション機器の制御等を行います。
また、緊急地震速報のキャンセル報受信時には、誤報であったことを本体表示部に表示するとともに音声通知を行い、接続されている機器に制御を行います。なお、エレベータの停止信号・復旧信号受信時にはそれぞれの内容を表示部に表示し、本体スピーカーから通知します。

セルフテスト機能

緊急地震速報受信時の動作テストを行うことができる機能です。定期点検や防災訓練等で使用することができます。
【製品仕様】
標準寸法:高さ350mm、幅280mm、奥行110mm
重量:約5.5kg以下
据付:壁掛け型・屋内設置
電源:AC100V
【関連機器(オプション)】
管理室ボタン:管理室ボタンを押すと、オートドアを強制的に開きます