一人でも手を抜いた仕事をすると、その評価は会社全体の評価となってしまいます。
大日電子では、挨拶・身だしなみ・掃除を通して、社員の人格磨きに力を入れています。
人育てその①
コミュニケーションは挨拶から
出社時・退社時の挨拶
業務は挨拶ではじまり、挨拶で終わります。「おはようございます」「おつかれさまでした。お先に失礼します」と、当たり前のことのようですが、正しい挨拶をすることで、好印象を与えることができ、初対面でも心を開きやすくなります。
訪問者への挨拶
会社への訪問者はすべて大切なお客様です。作業中であっても、手を止めて、全員で起立しお客様に向かって「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と挨拶をしています。いい挨拶をすると、いい挨拶が返ってきます。
挨拶チェック・身だしなみチェック
当社では、社員の持ち回りでコミュニケーション委員が任命されます。
そのコミュニケーション委員が常に中心となり、朝礼後に定期的に挨拶チェック、身だしなみチェックを実施しています。身だしなみチェックには、身だしなみチェックリストを用いて、しっかり身だしなみを整えています。
人育てその②
先輩社員が後輩社員にチャンスを与える
リーダーのチャンスを与える勇気が部下を育てると考えています。
チャンスを与えられた部下は発憤し、自ら育とうと前向きに努力します。
リーダーは育った部下を見ることで自らの成長にも気づきます。
当社では、新入社員、ベテラン社員など立場にかかわらず出来る限りすべての社員がチャンスを得られる環境をつくることで人育てをしています。
人に認められる喜びを知ることがモチベーションの向上につながるのだと考えているからです。
よって、社長の能力を超える社員づくりのために、社員を積極的に表舞台に出しています。
以下、
チャンスに気持ちを奮い立たせる社員の事例
「電源開発機関紙」掲載 谷口 聡
「朝日ファミリー」掲載 山本 桂三
サウジアラビアからの取材陣に英語で対応する
茶円 愛子(当時入社3カ月)
吹田市の小学校の先生に向けて製品の説明をする
小田 博己
まいど1号開発中の波多野俊和
(当時入社6カ月)
人育てその③
掃除でコミュニケーション
毎朝、始業後15分間社長も含めて社員全員で社内の掃除をしています。
「一流ホテルのようですね!」と来社されたお客様に喜んでいただけるよう、ホコリひとつないオフィスを目指しています。そして、何よりも大切なのは、大日電子にとって掃除は社員同士の大切なコミュニケーションツールの一つであるということです。
掃除をきっかけに、心の3K「感謝・気遣い・謙虚さ」を養います。
毎朝「ありがとう」という感謝する心、「手伝おう」という気遣い、そして「支え合おう」という謙虚な心を全員で学んでいます。
※長野県篠ノ井町の円福寺「藤本幸那」和尚が作った詩。
永平寺の開祖である道元禅師の「脚下照顧=足もとをよく見る」という教えをわかりやすく詩で表現したものであり、足もとをよく見る、気が付く、ことが出来る人という意味で「はきもをそろえる」と詠ったと言われています。
人育てその④
「はなしのたね」でコミュニケーション
毎年、はなしのたねというポスターを製作し、事務所の玄関に飾っています。はなしのたねの由来は、「このポスターを見て、社員同士、お客様と社員の間で話をするきっかけになればいいな」という想いからです。社員の顔写真や、毎年変わる質問への回答が書かれています。来社されたら是非ご覧ください。
はきものをそろえる
はきものを そろえると 心もそろう
脱ぐときに そろえておくと はくときに こころが みだれない
だれかが みだしておいたら だまって そろえておいて あげよう
そうすれば きっと 世界中の 人の心も そろうでしょう